目次
前段
小学生の頃にWindows95に触れてからずっとWindowsユーザーで、勤めた企業でも当時最新OSのWindowsPCを支給頂いてました。
独立するにあたり、自PCを用意しなくては(Surface Pro 3あるんですがメモリ4GBなので。。。)と思い2020年12月から調べていましたが、今まで高いイメージしかなかったMacbook Airが安い!
Microsoftさん時折セールしたりするので、1ヶ月くらいSurfaceとMacbookの動向を見てましたが、スペックとお値段を忘れられずMacbook Airを買いました。
メモリを16GB、ストレージを512GBに拡張したものを。
この記事を書く2ヶ月半前(2021年1月初旬)にポチって、到着したのは1ヶ月前(2021年2月中旬)。
1ヶ月ほど遅れてのレビューを書きたいと思います。
考えてたこと
- BootCampで、メインWindowsユーズにしよう。(Macユーザーさんに笑われるかも)
- そのためにメモリ、ストレージは多めにしよう。
- モニターは今まで通りトリプルディスプレイがいいな。
- 開発する可能性高いから仮想環境作れるようにしないといけない。
先に結論(できること・できないこと)
M1チップのMacにはBoot Campがない
事前にいろいろ調べたものの検索キーワードが悪く、「Macbook Bootcamp」で出てきた記事を見ていたので、M1チップでのパターンについては完全にぬかってました。
せっかくWindows 10 Pro OSライセンス買ったのに、結果無駄になっちゃいました。
Macはデザインフォントが多くプリインストールされていて、ブラウザでのページ表示がWindowsでの見え方と結構違います。
Webベースのシステム開発やWebサイト制作に携わる者としては死活問題だったりするので、Windowsベースでの検証環境は必要でした。
調べたところ、Parallels Desktopで、Windows10 Insider Previewを入れると動くらしかったので、試しに入れたところ確かに動く。
でも開発中のWebシステムの見た目が心做しか若干違う(フォントだけ)。気の所為かもしれないレベルで。
Parallels Desctop for Mac M1のダウンロードは↓。
「Try Technical Preview」のボタン押下後、最初にユーザー登録を求められます。
その次に表示されるページ内にダウンロードリンクがありました。
その画面内にある Activation Key は、インストールしたあとに入力を求められるのでコピーしておくといいです。
※Tryと書いているし、インストールの流れの中で試用期間みたいな表記があった気がします。
Windows Insider Previewのダウンロードは↓。
MSアカウントでのサインインが必要です。
その後、isoのダウンロードリンクが出てきます。
トリプルディスプレイにはDockが必要
今まで使っていたIntelチップのWindowsでは、何も考えずともトリプルディスプレイできてたんですが、
M1チップは技術仕様上普通にはできないようで、するにはDisplay Link対応のアダプタが必要らしいです。
ヨドバシカメラに足を運んでDisplay Link対応アダプタを探しましたが見当たらず。。。
在庫のあるDockのメーカーサイトでM1チップ対応状況を調べましたが、2021年2月時点ではほとんど対応なし。
なので通販で「WL-UG69DK1-A-BL-JP」を購入しました。
楽天のWAVLINKダイレクトで購入したんですが、今は在庫切れになってますね。。
同梱の紙に記載されていたドライバダウンロードページからドライバを落としてインストール後、普通にモニターつないだらちゃんと3台写るようになりました。
ちなみに、ヨドバシさんはj5createさんのデバイスを多く取り扱っていましたが、
メーカー公式ページでM1チップ対応状況がリストアップされていたものの、
ほとんどが未対応でしたので、今後に期待です。
仮想環境でVagrantは使えず、今の所Dockerオンリー
今まで開発の作業自体に携わってこなかったので今回仮想環境を作るのは初めてです。
VagrantやDockerという名前は知っていたものの、実際に触ったことはほとんどないです。
また、今回はM1チップのPCなので、Intelチップの仮想化技術をベースにしていた環境は使えないようです。
とりあえずいろいろ調べました。
どうもDockerが、M1チップ用のPreview版アプリを出してるみたいです。
(先人の皆様、記事のご提供ありがとうございました。)
Docker M1 Preview版のダウンロードはこちら↓。
Dockerを使うのは初めてでしたが、なんとか仮想環境を作ることができました。
正しい使い方なのかはわからないですが、とりあえずWebサイト・アプリケーションは作れそうです。
使い方は機会があれば記事にしたいと思います。
Macbook Air M1の所感
これはWindowsから浮気した人間ならではだと思いますが、ショートカットキーの癖があるとはじめは当然慣れないです。
今まで十数年に渡って左手の小指をCtrlキーに置いていた身としては、ちょっとしんどいですね。
それを差し引いても、購入してよかったと思える製品でした。
良かった点
- 静か。
└買ってから気づいたんですがファンレスなんですね。 - 熱くならない。
└前職ではWindows内でVagrant立ち上げて開発するのがメインでよくPC重いという声を聞きましたが、今回環境が違うとはいえDocker立ち上げてても全く熱くならないですね。CPUどこにあるの? - 速い。
└パカっと空けたらすぐにようこそって言われました。画像加工もしましたが(GIMPで)ストレスを感じないです。仕事柄よく重たいファイル扱うんですが、そういったファイルを使ったときの挙動を見てみたいところです。 - 美しい。
└なんだか大事にしたくなりますね。
以上。雑ですがMacbookを初めて買った人が触れたMac M1の感想でした。